日経メディカル開業サポート「第2回 【開業医300人に聞いた】電子カルテ導入の有無と導入商品ランキング 2018」を参照し、電子カルテの導入状況や人気の製品・メーカーについて紹介していきます。
2018年に日経メディカルオンラインで開業医を対象に実施された、電子カルテに関するアンケート結果があります。近年では新規開業の70~80%で導入されている電子カルテ(※)ですが、このアンケートでは導入している開業医は54.7%、導入していない開業医は45.3%という結果だったそうです。
さらに導入しているユーザーにメーカーを聞いた設問では、1位はPHC(旧パナソニックヘルスケア)でシェア19.5%を占めていました。次いでダイナミクス14.6%、ビー・エム・エル7.3%となり、シェア上位5社の合計でおよそ半数、上位10社以外のメーカーの電子カルテを導入しているユーザーが33.5%となっています。
電子カルテを
サポート面で徹底比較!
導入すべき
電子カルテとは?
また、さまざまなメーカーが増えているのは、前項でお伝えしたORCAプロジェクトによってレセプトソフトのソースコードが無料公開されたことが大きな理由でしょう。
電子カルテに参入するためにはレセプトコンピュータ搭載部分を自社開発する必要がありましたが、コスト面や技術面で障壁となっていました。それがなくなったことに加えて、クラウド型の電子カルテが登場したため参入企業が増加。製品の選択肢も増えたため、特定の製品やメーカーの寡占状態ではなくなりました。
現在では、ドクターや医療機関の特色に合った製品が選択される傾向が強くなっているようです。
前述のアンケートでは、開業経過年数にも注目して導入率と導入シェアが調査されています。まず導入率では、最近開業した医療機関ほど導入率が高くなっています。もっとも高かったのは開業後5~10年で、導入率は71.1%に上ります。全体の導入率でみれば、導入の有無はほぼ半々といったところですが、ここ10年以内の開業では電子カルテの導入にメリットを感じるドクターのほうが多いことがわかります。開業の際は電子カルテの導入を検討するのが当たり前の時代だといってもいいでしょう。
導入シェアでは、PHCの電子カルテがその開業年度においても1位または2位と高いシェアを誇っています。最近開業した医療機関ほど製品あたりの構成比率は減少する傾向にあり、電子カルテの多様化が進んでいることを示しています。また、クラウド型電子カルテの支持率も急速に高まっており、導入の検討に際してはオンプレミス型電子カルテとのメリット比較が重要になると考えられます。
電子カルテランキング参照元:日経メディカル開業サポート「第2回 【開業医300人に聞いた】電子カルテ導入の有無と導入商品ランキング 2018」より
一般診療所・病院運営・自由診療といった各領域で重視されるポイントを踏まえ、3つのタイプに分けて整理しました。
違いが見えにくい電子カルテを“診療スタイル基準”で比較し、自院に合う方向性をつかめるようにまとめています。
診療フローがそのまま移行可能な
外来特化型カルテ
急性期から地域包括まで一気通貫
病院運営を支える“統合型HIS”
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LINE起点の次世代CRMカルテ