このページでは、日本事務器株式会社が提供している一般・療養病院向けの電子カルテシステム「Wing」の特徴についてご紹介します。
システム上で利用できる診察記事は、医師の診療録はもちろん、看護記録・服薬指導記録・作業療法記録などをまとめて時系列に表示することができる仕様となっています。この機能により、各記録内容をそれぞれの部門で共有が可能。さらに、記事作成のサポート機能が用意されているため、入力もスムーズです。
Wingは、療養型医療施設向けの文例・帳票を標準で備えている点も特徴のひとつ。この機能により、導入の負担を軽減。短期間でシステムの導入を実現します。
Wingのサポート体制に関する記載はありませんでした。
Wingは、最新のWeb技術で実現されているシステムですが、システムで利用される情報は、暗号化技術(SSL)により保護されています。
Wingでは、診療録や治療計画などの情報も共有が可能です。さらに、院内カンファレンスのサポート機能や一括機能などを搭載。担当患者を多く持つ医師や看護師の業務を支援するシステムです。
また、電子カルテシステムに不慣れな非常勤医師や新入職員も簡単に使用できるように、直感的に操作が可能な設計となっている点も特徴。必要とされる情報・機能を1画面に集約することで、分かりやすいシステムを実現しています。
診療を行う中で、医師が出した指示の終了予定を通知する機能を備えています。この機能は出張予定や休日を考慮し、オーダーごとに設定可能です。
また、患者リスト画面では任意の患者グループ設定が可能です。このグループ設定を行うことにより、診察記事の作成や検査指示、処方の継続指示といった一括処理を行えます。
電子カルテにはさまざまな情報が蓄積されますが、さまざまな視点からの統計分析を行うことが可能です。そのまま使える統計グラフの画面も公開していますので、必要に応じて使用できます。
会社名 | 日本事務器株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区本町三丁目12番1号 住友不動産西新宿ビル6号館 |
【サポート力で比較】
人気電子カルテ5選
電子カルテは導入後にどれだけサポートを受けられるかがとても重要になってきます。何かトラブルがあったときにサポートが受けられないと、診療所・クリニックの業務が止まってしまいます。
そこでここでは、導入率の高い電子カルテのサポート力を比較しました。比較商品は2018年度調査で導入が多い、メディコム、ダイナミクス、ビー・エム・エル、ラボテック、ユヤマ、これら商品の中からクリニック・診療所向けの電子カルテを紹介します。
▼左右にスクロールできます▼
HRV(メディコム)![]() |
Dynamics(ダイナミクス)![]() |
クオリス(ビー・エム・エル)![]() |
SUPER CLINIC(ラボテック)![]() |
BrainBox(ユヤマ)![]() |
|
---|---|---|---|---|---|
トラブル対応 | 24時間365日 | 平日8:50~19:30 土曜8:50~13:00 |
記載なし | 記載なし | 記載なし |
訪問対応の 有無 |
〇 | 訪問サポートなし | 記載なし | 〇 | 〇 |
リモート メンテナンスの 有無 |
〇 | 記載なし | 〇 | 〇 | 〇 |
導入後の講習会 (セミナー)の 有無 |
〇 | 〇 | 記載なし | 〇 | 記載なし |
※ハードのトラブル(新興サービス(株))の場合
ピックアップ商品の参照元:日経メディカル開業サポート「第2回 【開業医300人に聞いた】電子カルテ導入の有無と導入商品ランキング 2018」より